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Aloha!ハワイアンCD


青木智子   【PROFILE】
写真と文: 青木智子 Tomoko Aoki
東京都出身、ホノルル在住メディアコーディネーターであり、クムフラ、ナラニ・ケアレ主宰ハラウ・カウラカヒ所属のフラ・ダンサー。過去には故マプアナ・リンガー、フロー・フロナンデスに師事。フラ歴は約10年になる。
時には依頼を受けてパーティーで踊ることも(写真:左)
 
 

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  第26回
ヘイアウ(ハワイアンの神殿)ツアーに参加する前に
その2 ヘイアウを訪れるための3つの心得、そして。


フラの女神ラカが祭られているヘイアウ

まず、ヘイアウに入る前の心得というものがあります。これはとても大切なのにもかかわらずあまり知られていませんよね! もし、これから行く予定がある人がいらしたら、その人たちにも教えてあげてください。
もちろん私が知る以外にも、さまざまなやり方があるかもしれません。ここでは、私がハワイアンから教えられた「入る前にすべき行為」、「入った後の行為」、「退出した後の行為」の3つの心得をご紹介します。

 

  • 1) 自分の名前、どこから来たかを心の中で告げて、入る為の許可を伺う。
  • 入る前にAsk(アスク尋ねる)という行為は、相手を尊重しているからこそ発っせられる行為です。なので、ヘイアウにだまって入るのは無礼、ということになります。
    本来はここでハワイ語のチャント(オリ=祝詞)を言えれば最高です。しかし、知らない人も多いので、ハワイ語でなく自分の言葉で大丈夫。立ち止まって、目をつぶって心の中で伝えてください。そうすると、風か何かが答えをくれます。何も言わずに足を踏み入れるのは、人の土地に勝手に入るのと同じと心得ましょう。

     

  • 2) 石やヘイアウにあるものは決して持って帰って来ては駄目!
  • これは入ったら絶対してはいけない行為! ハワイアンは石に魂があると信じ念を入れています。なので、決してヘイアウからは、石など何も持ってきてはいけません。泥棒と同じことになってしまいます。
    ハワイ島のキラウエアのビジターセンターでは、世界の観光客で石を持って帰った人から、送り返された石が展示してあります。実際に私も、石に関しては怖い体験をしています。

     

  • 3) レイなどゴミになるような物を持って行ってはいけません。
  • 雑誌ではレイなどが置かれている写真がよく掲載されますが、これは実はNGです。どんなにきれいなレイでもゴミと一緒になりかねません。とくに市販されているレイには、リボンや紐にはプラスティクが使用されています。自然に還る素材でしたらまだ良いのですが、加工品は結局、ヘイアウキーパー(ヘイアウを管理している人)が清掃する手間が増えてしまいます。何も置いてこないが基本だと心得ましょう。

     

    ****

     

    ヘイアウに関して、もうひとつ確認しておきたいことがあります。
    「パワースポットはどこですか?」とか「スピリチャルスポットは?」などとよく聞かれます。そういう質問を受けたら、私はまず、自分自身が、パワースポットであるべき存在で、平和な心でなければいけないと答えます。
    そうしてはじめて、自分のアンテナが五感を刺激してくれるような気がします。

    ご利益信仰を持つ日本人ならではの問いだとは思うのですが、謙虚な気持ちを忘れないでください。どこに行ったらパワーがもらえるか、ではなくて、あなたの心の中にこそパワーの源がある。そして、心を清めているならば、マナがきちんとあなたを守ってくれると思いますよ。
    安全で穏やかなライフスタイルを送るためには、謙虚な気持ちになりましょう。

    【フラ関係の仕事実績】

    TBS「世界ふしぎ発見!」(07年 第997回ハワイ楽園紀行 フラに秘められた本当のハワイ)
    TBS「世界ウルルン滞在記」(99年クム、フランク・ヒューイット編、05年クム、ドリック・ヤレス編)
    NHK衛星放送「体感!生中継 これぞ!キラウエア火山」
    TV朝日「Deep Hawaii」(99年)
    CD「マハロ 3」
    雑誌&広告:2006年1月号JALスカイワード「モロカイ島、アロハを伝える人々」
    2006年ハワイ州観光局カウアイ島フラ編、「アンアン」1500号(マガジンハウス)、「フラとハワイのお稽古ガイド」(イカロス出版)、「素敵なフラ・スタイル」(イカロス出版)、etc.