前回はハワイのAORシンガー、ロブ・メールのメロウなサウンドをご紹介しました。そして偶然にも70年代のとってもレアな音源がもう1枚CD化されたので、張り切ってご紹介します。
まずはこのジャケットのかっこ良さにやられちゃいました。ハワイ行きの飛行機の中で頼んでしまう“7UP”のパクリですね、これ。
音は一言で言えば“おしゃれなディスコサウンド”なんだけど、僕たち80年代を楽しんだ世代では“ブラコン”(ブラック・コンテンポラリー)なんて言葉で語られた音楽にとっても近い。でも、曲によってはいい感じのメロウなエレピが入ってきたり、コーラスの感じが山下達郎風だったり、ブラスの音が同じくハワイのシーウィンド風だったりで、なんだかすごくカッコいい。
本土で「おしゃれフリーク」をヒットさせたシックが流行って、ハワイではカラパナなんかもデビューした時代。腕利きのハワイのミュージシャンが集まって、ホノルルの海の見えるスタジオをリハしていたら、こんな音楽が生まれちゃった。って感じでしょうか?
そう、今聴いていて思ったんですが、「レッツ・ゴー・ラウンド・アゲイン」のアベレージ・ホワイト・バンドが一番近いかな。
全部で8曲、LPの時代だから30分程度の70年代、ホノルルのディスコへのタイムスリップ。
今回はメンバーの髪型がわかるように裏ジャケも載せますので雰囲気感じてくださいね! 六本木のディスコで言えば、ナバーナの前、レオパード・キャットやネペンター、女子はエンジェルフライト、男子はリーバイス646のあの頃の音です。この世代のダンサーはものすごく多いはずなので、ぜひ聴いてください。自分のルーツ再発見できるはずです。
もちろん若いダンサーの方もお休みはフラを離れてこんなグルーヴィーな音でリラックスするば、いい午後になると思いますよ。